2011年9月15日木曜日

【mixiから転載】「探偵はBARにいる」見てきた

 ※昔見た映画の感想文をmixiから転記しています(2019.02)

原作出版から20年近く経ってはいるのだけど、一応なるべくネタバレを避けつつ感想など。


◆大泉さんかっけえ! ハードボイルドというにはちょっと熱くちょっと抜けてる、そんな主人公でした。

◆松田龍平が実にナイスメガネ。「メガネくん」でも「メガネさん」でもなく、「メガネ」と呼びたい。スタイリストさんが伊賀大介さんという私でさえ名を聞いたことのある有名スタイリストさんだったのでコジャレぐぬぬになるかと思ったら微妙なもっさり具合で両手でサムズアップしたいくらいの今季モストバリュアブルメガネ略してMVMにエントリーですよ。実際にいたらお近づきになりたくないところまで含めて理想のメガネ。

◆ケラーオオハタ(探偵のいるバー)いいなあ。大人になったらああいうバーでお酒をたしなむような人になりたかったのだがその夢はとっくに敗れ去っており云々。桝田徳寿さん扮するマスターがいいんですよね。ほとんど口を開かず動きだけで洗練を体現なさってて。席に座ると黙って胃散とピース缶渡されたい。自分はほぼ禁煙しちゃったけど。

◆高島政伸の悪役って初めて見たんですがその分ギャップを楽しめてよかったです。

◆客層はリア充カップル(爆発しろ)から熟年カップル(爆はt……いやいやいや)までそこそこ年代がばらけてる印象。え、私は劇場の最後列一番端で一人で見てましたが?

◆札幌・ススキノ界隈を知ってる人ならもっと面白いんだろうなーと思いました。

◆パンフがケラーオオハタのブックマッチを模した装幀でニヤリとしました。外ケース開けると表紙がマッチ柄なの。

◆公式サイトは半分くらいネタバレしてるので映画見た後で見た方が良いかと思われます

◆メガネっ娘はおらんのかぁっ! とお思いの方もいらっしゃるでしょうが出てこないことはない、とだけ言っておきます。


◆余談◆
原作が読みたくなったので買ってみたらカバーが天地ちょっと寸法足りてない感じ、と思ったらこれが映画化に合わせた帯だったので書店でびっくり。ちゃんとオリジナルのカバーがかかってるので
「なんでぇ映画化だからって映画のカバーにしやがって」
と悪態付きたくなる私のような人間にはぴったりの装幀です。書店の文庫カバー掛けてもらえばよかったかなー……